日本治療協会入会のご案内
提供される主な福利厚生
■クレーム対応無料相談およびアドバイス
悪質なクレームに対する対処方法や、施術事故における初期対応~交渉~示談に至るまでの各段階に於いて対応基準・交渉術・書面作成等のアドバイスを行い、解決に向けて会員をサポートします。 また、万が一、利用者から業務に起因する内容に関し、会員保証内規の対象となる民事訴訟を起こされた場合の顧問費用は本会が負担いたします。
■会員保障制度の適応
本会会員に法律上の賠償責任が発生した場合にその賠償金額を本会が保障致します。 そのために本会は損害保険会社と賠償責任保険の包括契約を締結しており、損害保険会社から支払を受けた保険金全額を会員へお支払します。 なお、保険契約は会員の皆様からお支払頂きます会費の一部から支払をしておりますので、会員の皆様は会費の他に保険料をお支払い頂く必要はありません。 詳細は会員保障内規をご覧下さい。

入会資格
本会が認定する国家資格を1つ以上有し、手技療法または本会が認定する民間手技施術を業として行う方。
- 入会金は無料です。
- 学校、治療院における練習及びボランティア活動への参加時の手技は業とみなされません。
本会が認定する主な国家資格(正会員A/準会員)
柔道整復師・鍼師・灸師・按摩マッサージ指圧師
本会が認定する主な民間手技施術(正会員B)
アーユルヴェーダ/アロマテラピー/カイロプラクティック/オステオパシー/推拿/スウェディッシュマッサージ/整体/整膚/タイ式マッサージ(タイ古式マッサージ)/リフレクソロジー/ リンパドレナージュ(リンパマッサージ)/ロミロミ(五十音順)

本制度の対象となる主な事例
・鍼治療が原因で気胸を負わせてしまった。
・訪問マッサージ中に尻餅をつかせ大腿骨を骨折させてしまった。
・施術に力が入ってしまい頸部捻挫や急性腰痛を負わせてしまった。
・温熱療法により火傷を負わせてしまった。
・利用者が施術所内の段差に躓いて転倒しケガをさせた。

JHAニュース
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施術トラブルにおける「示談」交渉の注意点
施術トラブルが発生した場合、当事者間で示談交渉を行うことがあります。
しかし、安易な示談は後々トラブルを招く可能性も。特に、以下のようなケースには注意が必要です。
■示談交渉で注意すべきケース
・相手が資料を提示しない
損害賠償請求では、請求する側が損害を証明する資料を提示する必要があります。
・相手が感情的な主張をする
慰謝料の増額など、感情的な主張ばかりをする相手には注意が必要です。法的な根拠に基づいた話し合いを心がけましょう。
・示談内容に不明な点がある
示談金の内訳や支払い方法など、不明な点がある場合は必ず確認しましょう。
■強引な示談交渉への対処法
強引な示談を持ちかけてくる相手には、以下の2つのパターンがあります。
1.最初から資料を用意する気がない
相手は、自らの理論を正当化しながら強引に話をまとめようとします。
2.提示額に不満があり、感情的な主張をする
相手は、慰謝料の増額理由にならないような事情を訴え、自身の希望額に近づけようとします。
■JHA日本治療協会への相談
少しでもおかしいと感じたら、その場で結論を出さずにJHA日本治療協会にご相談ください。
専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応が可能になります。
まとめ
示談交渉は、金額の大小ではなく、支払うべきかどうかを重視して対応しましょう。
少しでも不安に感じたら、JHA日本治療協会に相談することをおすすめします。